レビュー詳細

創作の苦しさと儚さと美しさを、ドラマティックで透明感のあるサウンドで描く。囁くようなレンリのリップ音もなまめかしく、逢魔が時の青紫に染まった大気のような切なさに胸が締め付けられる。創作の儚くも恐ろしい美しさにまた出逢うため、苦しくとも創作を続ける姿に愛おしさを抱かずにいられない。

2023.07.05

レビュアー:栗田穣崇

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