レビュー詳細

退廃的で救いのない無気力で病んだ世界なのに、ポップで心地よい、いつまでも浸っていたい空間になる不思議。人を寄せ付けない冷たく澄んだ氷のようなサウンドと対照的に、人懐っこく温かい歌声との組み合わせの妙。サウンドの美しさをグリッチであくまで濁らせていく感じもたまらない。リピート再生すると違和感なくイントロに繋がるので、永遠に聴いていられる電子ドラッグ。

2024.05.07

レビュアー:栗田穣崇

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