水面を抜けるように弾むピアノの張り詰めた旋律で、感情を宿した音像を引き立てる生きたフレーズの数々を点描の如く散りばめるドラムンベース。
ポエトリーリーディングに移行すると共にビートの変化する瞬間は特に印象深く、終始一定の緊張を湛えた本作の空気感の中に"緩和"の色を溶かし込む。冷たい電子の調べの中に温もりを、呼吸を感じるような情緒の波を織り成す繊細なアレンジに確かな拘りを感じられる。
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